ウンログでは、ウンログユーザーの1,826名を対象に「うんち記録とその効果に関する実態調査」を実施しました。
ウンログは、医療や介護の現場で利用される排便日誌をモデルに、一般の生活者が自己の体調管理のために活用できるように開発されたスマホアプリです。日々のうんちを記録することで、ウンログユーザーがどのような変化を感じ、その記録をどのように活用しているのかを明らかにしました。
調査の背景
6月12日は「日記の日」。世界で最も有名な日記である「アンネの日記」が第二次世界大戦中の1942年6月12日に書かれ始めたことに由来する記念日です。日記は、個人の記録であると同時に、多くの人へ過去から現在までの状態を集約して伝える情報媒体として、大昔から活用されてきました。
医療や介護の現場でも、患者の状態を把握するための日記として「排便日誌」が活用されています。排せつは、健康状態を反映する重要な情報です。排便日誌を利用することで、食事や服薬といったINの情報と排せつのOUTの情報どちらも把握することができ、適切なアセスメントを行うことができるようになります。令和3年度の介護報酬改定では、「排せつ支援加算」という新たな区分が設けられ、排せつ状態の改善が介護報酬の評価対象として加えられました。排せつ支援の計画を立てる上でも、排便日誌の情報は有用であり、今後ますますその重要性が高まると考えられます。
うんち記録アプリ「ウンログ」は、一般の生活者が健康管理のために排便日誌を活用できるように作られました。今回の調査では、ウンログのユーザー1,826名にアンケートを実施し、ウンログの利用によるメリットや効果について調査しています。
調査結果
うんち記録をはじめて、約80%の人が変化を実感している
うんち記録をつけることで、78.5%の人が何かしらの変化を感じていると回答しました。具体的には、「自分の体調や健康に興味を持つようになった」、「食事の内容を意識するようになった」などが6割を越えています。うんちを通じて、自分自身の状態や選択肢に対して意識が向くようになっていることがわかります。
約98%の人が、うんちを記録することにメリットを感じている
97.9%の人が、うんち記録をつけることに対してメリットを感じています。主な内容としては、「体調管理を特に気をつけるタイミングかどうかわかる」、「適切な食生活が送れているかどうかわかる」、「自分の疲労度がわかる」などが上位です。自分自身の健康のバロメーターとしてうんちを活用できることがメリットとして捉えれらえていることがわかりました。
また、うんち記録をしないとどのようなことが困るのかを自由回答を用いて調査したところ以下のようなコメントが多く寄せられています。
- 排便の状況がわからないと対処の仕方がわからない
- 自分が便秘状態なのかどうか判断できない
- かかりつけの病院で提出するから
76.2%は、うんち記録を見返して生活習慣を変えることがある。変化実感は6割以上。
うんち記録を見返すことで、食事・睡眠・運動などの生活習慣を変えることがある人は、76.2%にのぼりました。また、その中でも61.2%の人が、生活習慣を変えることで何かしらの変化を感じていると回答しています。
調査概要
実施期間 :2023年5月19日〜2023年5月29日
調査方法 :インターネット調査
調査機関 :ウンログ株式会社(自社調査)
調査地域 :全国
調査対象 :ウンログアプリを利用している10〜60代の男女
有効回答数:1,826名
※本リリース内容を掲載いただく際は、出典「ウンログ調べ」と明記をお願いいたします。