課題から考えると、 自社らしさが薄れる

提案を考えるとき、まず「課題は何か」から入る。
これは、とても自然なことです。

マーケティングの提案も、多くはそこから始まります。

広告。
PR。
SNS。
キャンペーン。

課題に対して、最適そうな手法を組み合わせていく。
大事な仕事であることは間違いありません。

企業の現場でよく聞く悩み

最近、企業の方から
こんな相談を受けることがあります。

「広告もPRもやっているのに いまいち売上につながらない」
「商品は良いと思うんですが どう伝えればいいのか分からない」
「施策は色々やっているんですが どれも決め手にならない」

そんな話です。

話を聞いていくと、多くの場合
マーケティングの手法は間違っていない。

でも、どこか その会社らしさが見えない。
そんな状態になっていることがあります。

課題起点の落とし穴

自戒をこめて、、
課題から考えすぎると、
提案から自社らしさが抜け落ちていくことがあります。

課題というのは、業界が同じなら
似たものになりがちです。

すると提案も、自然と似てきます。

気がつけば、
他の会社と同じことをしている。

そんな場面を、何度か経験してきました。

自社起点の落とし穴

では、自社の強みから考えればいいのか。
もちろん、それは必要です。

ただ、自社起点に寄りすぎると、
今度は押し売りになってしまうことがある。

相手の文脈を離れた提案は、
どれだけ中身がよくても届きにくい。

その間にあるもの

課題から考えすぎると自社らしさが薄れる。

自社から考えすぎると相手に届かない。

その間にあるのが 自社らしい課題解決なのだと思います。

マーケットインと プロダクトアウト。そのバランスともいえるでしょうか。
言葉にすると、とてもシンプルです。

でも、実際にやるのは難しい・・。

自社になると難しい

クライアントワークでは、 この作業を日常的にやっています。

相手の課題を聞く。
そこに自社の価値を重ねる。

そして 「自社らしい解き方」を探す。

でも不思議なことに、 自分たちのことになると
このバランスが急に難しくなる。

そんなこと、気づかされることが度々あります。

ウンログアプリもその途中にいる

そして、ウンログも
たぶんその途中にいます。

便秘という課題は とても大きい。

だからといって 「便秘対策サービス」になりすぎると
ウンログらしさが消えてしまう。

かといってウンログの世界観だけを語っていても
ユーザーが増えません。


重なる場所を探す

課題を見る。
自社の価値を見る。
その重なりを探す。

やることは、とてもシンプルです。
でも、なぜかいつも難しい。

たぶん、多くの会社が
同じところで悩んでいるのだと思います。

もし、似たようなことを考えている方がいたら
ぜひ話を聞かせてください。

今週は、そんなことを考えていました。


田口のひとりごと
ヘルスケアマーケティングの現場から

ウンログ代表田口が、商談の現場で感じたことや、うまくいった/いかなかった話しを、少しだけ言葉にしてみるコラムです。

【田口 敬 プロフィール】
ウンログ株式会社 代表取締役。
マーケティングコンサル、新規事業立上げ、Webエンジニアを経験し、2012年にウンログアプリを個人開発しリリース。2013年にウンログ株式会社を設立。ユーザー起点のたのしくわかりやすいUI/UX開発と確かな腸活情報発信にこだわり120万DLを突破。現在まで300社以上の食品メーカーの腸活マーケティングを支援。